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戦国の城 (学研新書)
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| ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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| 人気ランキング: | 117061 位
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| 参考価格: | ¥ 819 (消費税込)
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日本には城が何と約5万あったと推定される
同じ著者の「戦国の合戦」が面白かったので、本書も読んでみた。歴史関連の著作には、さして根拠があるわけでもない自説ばかり強調した偏った記述のものも散見されるが、この著者の本はそうではない。視野が広く、いろいろな他の研究者の説にも幅広く目を向けて紹介した上で、自説についても言及している。おそらく研究者同士のネットワークを大切にしているのだろう。また、確実なことと推測に基づくことを確度にしたがって書きぶりできちんと分けて書いてある。それらの点から、比較的安心して読める。
著者は戦国の城についてまったく実態とはかけ離れたイメージを持っている多くの庶民の立場に立って、わかりやすく、具体的に、いろいろなデータや考証を行って説明してくれている。新書サイズながら、写真や図や地図も多い。
城のイメージを一変させてくれるだけでなく、なぜそのような構造になっているのか、そのような場所が選ばれるのか、守り方、攻め方、各部分の作り、発展の歴史、人足の集め方、技術、連絡方法、タイプ別の特徴、城下とのかかわり、人柱神話に至るまで結構多岐にわたってもれなく説明されていて、歴史に関心のある方には必読の一冊といえるかもしれない。なるほど、城というものは本当はこういうものだったのか、と思う。実際、城というのが誰によって、何のために作られ、どう使われたのか納得すると、後世に作られた一般的に広く信じられている城のイメージの方がちょっと滑稽に感じられてくる。いずれにせよ、面白かった。おススメである。
じっくり読んで、ぜひお出かけください
いたるところで見かける○△城址の標柱に誘われて行ったところがただの山、という経験のあるかたも多いでしょう。しかし、相応の知識をもって見れば、実はいろいろな遺構を見ることができるようです。
従来は各地域での郷土史本に簡単な史跡紹介が載る程度で、城郭遺構の堀切や空堀、土橋、虎口などがどういうものか説明されていないことが多く、圧倒的多数で身近にある中世・戦国の城は、歴史好きの子どもたちにも、彼らを連れ歩く大人たちにも判りずらいものだったように思います。適当な入門書がなかったのですね。この本などはそうした意味でも、入手しやすく、手軽でありながら相応の内容の充実度があり、お勧めできます。
著者は大学に籍を置く研究者ですが、一般書の著作が多く、とても読みやすい著述をされるかたです。出版年にちなんでか今年の大河ドラマに気を遣っていますよね。それだけあのテレビドラマの影響力が大きいということなのでしょう。
ただ、そうした城址を訪ねるのは、草木が枯れ、広葉樹が葉を落とし、ヤブ蚊やヘビや山の動物たちと出会わなくなる初冬が本当はオススメです。どうぞお気をつけてお出かけください。
魅力満載
いわゆる近世の城である天守や櫓、城門ある城のイメージを覆し、戦国の城を扱っている。
今ではあまり見向きもされずに静かに眠っている戦国の城の成立から役割まで平易な文章で語っているので、素人でも理解できる。
土塁と空堀のみに囲まれた戦国の城の魅力が満載である。
この本を読んで、戦国の息吹を感じ、その時代の生活のにおいを感じるのである。
戦国の城に興味をある方は、是非読んでも損はないと思う。
学習研究社
戦国の合戦 (学研新書) 軍需物資から見た戦国合戦 (新書y) 戦国時代は裏から読むとおもしろい!―「敗者」から見たもうひとつの戦国合戦史 (青春文庫) 戦国軍師の合戦術 (新潮文庫) 戦国の山城―山城の歴史と縄張を徹底ガイド (歴史群像シリーズ)
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